人気ブログランキング | 話題のタグを見る

読書の秋

というには、まだ早いのかな…。

先月から劇場公開されている映画、【闇の子供たち】…。
この映画のことを紹介していたTV映像をたまたま見ていた。
「読み手がページをめくることさえ躊躇するほど衝撃的なテーマ、
内容ゆえに映画化は不可能」と思われていたという。
見てみたい、そう思った。
けれど残念ながら、私が住んでいるような小さな街では上映されない。
数日前、書店に立ち寄った私の目にふと【闇の子供たち】の単行本が目に入った。
私は迷いなくそれを手に取り、レジに進んだ。

作者はヤン・ソギル。
代表作には、やはり映画化されている【血と骨】などがある。
本書を読み進むにつれ、押さえきれない胸のむかつきと嫌悪感が充満した。
目を背けてはいけないと思いつつ、同じ年頃の娘がいる私にとって
このフィクションであり、ノンフィクションでもあるような内容は
このうえなくリアルで、恐怖そのものだった。
あえて、内容には触れないでおこう。
ただ、永江朗氏による解説の1文を抜粋させていただく。

「発展途上国の人々が貧しいのは、彼らが怠け者だからでも、
彼らの能力が劣っているからでもない。」





と、かなり重苦しい文章になってしまったけれど^^;

とにかく、この小説を読んだ後、あまりに自分自身が辛くなってしまって、
ナーバスになっていたこともあって…。
今日、また書店に寄ったら、何故か目に留まった1冊。

読書の秋_d0005912_2251240.jpg


はんなり豆腐って、知ってましたか?(笑)
この可愛い豆腐キャラのメッセージ集を見た瞬間、私は癒されちゃいました^^
優しい色使いも、何気ない文章も、全部がツボってしまったんですね~。
私が買ったのは第3巻。
店頭にあったのは、これだけだったので^^;
なので、さっそくネットで第1巻、2巻もポチってしまいました(笑)

読書の秋_d0005912_22131893.jpg


大人のための絵本って、やっぱり必要。
もしどこかでこのはんなり豆腐を見かけたら、是非お手にとってみてくださいませ^^

by purinpurin-2 | 2008-09-10 21:55 | 第2章