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先週の出来事

この数日、リアルにいろいろなことがありました。
なので、ネット生活も封印していたんです。
それは先週の木曜日でした…。



我が家から車で5分くらいの金融機関に強盗が押し入り、
しかも凶器を持って逃走中との連絡が市や学校関係などからきました。
情報収集すると、犯人は走って逃げたそうで、
警察犬が臭いを追って最終的に途絶えたのがまさに我が家から車で3分くらいのところ。
つまり、こっち方面に逃げたってことですよね。

それからは、もう大変でした。
近隣の小学校、中学校は児童完全保護者引渡し措置です。
つまり、児童の保護者が教室(体育館)に迎えにくるまで児童は帰宅させない、
ということです。
保護者の仕事の都合が付かなければ、5時でも6時でも学校で預かったままになります。

うちの子供が通っている小学校。
実は、数年前にちょっとした事件があったんです。
「子供を殺す」という脅迫電話が学校にかかってきた翌日、
学校で飼っていた鶏が数羽、殺されていたんです。
その時から、緊急事態における対応マニュアルが作られ、
近隣住民のパトロールボランティアも募集し、集団下校も年4,5回行われているんです。

なので、今回の事件での措置では慌てることもなく、
スムーズに引渡しができたとは思うのですが…。
それでも訓練と実際に起きていることは当然違うわけで…。
車の乗り降りも、玄関の開け閉めも、すごく気を付けたし
もちろん窓も締め切って過ごしました。(かなり蒸し暑かったんです)
夜は連絡網が何本もあって、電話しっぱなしと言っても過言ではないくらいでした。

結局、その夜になっても翌朝を迎えても、犯人は捕まっておらず
金曜日も、登校は車で送るか保護者が同伴するか、
下校は前日と同じで保護者が迎えにくるまで返さないという措置。
とにかく、主人が息子を送っていくことになっているので、朝玄関で見送りました。
娘も一緒に…。

そして、そこで2つ目の事件が…。

「バイバイ」と手を振って、部屋に戻ろうとした娘。
自分で放り出していたランドセルに乗っかってしまい、
それが横滑りして身体が宙に浮き、壁に頭部を強打してしまったんです。
私はその瞬間をスローモーションのように見てしまいました。
「あ、死んだかも…」
冗談ではなく、本当にそう思うほどの激突でした。
床から15cmくらいの壁、手を付くこともできず、全体重がその頭部1点に…。
私はすぐに抱きかかえて頭部を確認しました。
おでこのちょっと上あたりだったんですが、血も出てきて、だんだん腫れてきて。
当然痛いし、泣くし、場所が場所だし、強打してるし、
やっぱりどう考えても病院で診てもらった方がいいだろうと…。

とりあえず小児科に行ったら?という友達のアドバイスに従い、
朝一でかかりつけの病院へ。
その時点で、顔色も悪くないし、吐いたりしてないし、意識もはっきりしてるし、
心配はいらないかなぁとも思っていたんですけど、
それでもやっぱりね、「あの時病院に連れて行っていればよかった…」
なんてことになるのはイヤだったので。

結局、いつもの小児科担当の先生ではない、イケメンの若くて優しい先生が(笑)
とても丁寧に診察してくれて、丁寧に説明もしてくれて、
「まぁ、大丈夫でしょう」ということに…。
それでも、「今日は安静にして様子を見て欲しいので学校は休ませてください」と
言われたので、1日娘に付きっ切りでした。
たまには、こんな風にじっくり子供に寄り添うのもいいかなぁと、
ひどいタンコブをつくった娘を見つめながら思ったりもしていました。

そうこうしていたら、午後になり強盗犯逮捕の一報が…。
ホッと胸をなでおろした瞬間でした。
幸いなことに、この事件で怪我をされた方はいませんでした。
今、人間の命があっけない程、簡単に奪われている事件が多いです。
朝、「行ってらっしゃい」といった大切な人が
「ただいま」と言って帰ってきてくれるとは限らないんです。

のんびりした田舎に暮らしていると、どうも凶悪な事件はどこか遠い世界のことのように
考えてしまっている傾向があるのも事実です。
危機管理は常に持っていないといけませんね。

そして、土、日曜日は息子の中体連でした…。
朝からお弁当作って、応援しに行って、燃え尽きた週末でした(笑)

by purinpurin-2 | 2008-06-17 10:21 | 第2章