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幸せな時間はこうして始まった…②

さぁいよいよ後半の部、レウォン君再び登場。
目を凝らして前方を見つめていると、何やら後方から「キャー」という歓喜の声が…
振り返ると、数人のボディーガード&スタッフに周りをガッチリ取り囲まれたレウォン君がステージ向かって左手後方のドアから登場したのです。
予想外の出来事にパッとすばやく反応できるヒトもいれば、できないヒトもいます。
私はまぎれもなく後者で、ただ自分の横を通り過ぎるレウォン君を見つめているのが精一杯でした。
ただ、この時のレウォン君の表情は意外なほど硬く、察するにこの時の登場で混乱がなければ後に後方の席までまわっても良い…という密約?があったのではないか…と。

黒のスーツに赤いシャツ(ノータイ)に着替えたレウォン君、モシッタ♪
前半の部で着ていたモノよりずっと好きです♪
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ほどなくKNTV考案の「コスプレゲーム」が始まりました。
何と!レウォン君が客席に降り立ち、直接会場の中から5人を選びました。
ゆっくりゆっくり、時間をかけて選んでいたように思います。
「プーさん」「ミニー&ミッキーマウス」「氣志團(長ラン)」「マツケンサンバ」「ナース&ドクター」
これらの衣装をレウォン君が見えないところで着替え、見事ファンの方と一致すれば素敵なプレゼントあり!という内容でした。
5組全てが終わるまで少々時間がかかった感もありましたが、レウォン君のコスプレなど滅多に見れるものではありません。
でもきっと本人も事務所も気軽に引き受けて後悔したのでは?と少し気の毒にも思いました。だってかなり恥ずかしそうだったもの…。
結局レウォン君は「プーさん」→「ミッキーマウス」→「氣志團」→「マツケンサンバ」→「氣志團」の順で衣装を選び、それぞれのファンの方と舞台最先端まで腕を組み、モデルウォーク?を披露してくれました。

このゲームが終わると司会者の方から「レウォンさんが参加者全員と握手をしてくださるそうです」との話がありました。
このことは前々からあちらこちらで噂になっていたので、それほどビックリはしませんでした。
ただ、握手をするにあたっていくつもの注意と規制は設けられましたが…。

座席はA~Hまでのブロックに分かれており、そのブロックごとに誘導されて900人との握手は始まりました。
まずはAからです。プレゼントも直接手渡しで受け取ってくれます。
1グループ100人前後?なので、私はちょうど真ん中あたり。
まだ先は長いな~、とこの頃はまるで他人事のような余裕さえあったのかもしれません。
どれ程経ったのでしょう…。
さぁ、いよいよ私達の座席のブロックの番になりました。
席を立ち、ステージ中央のレウォン君から繋がる一筋の糸のように、1人ずつ並びます。
簡単なハングルで挨拶を…。そう思って、席にいる間に練習していました。
「チョウウ マンナッソ キップミダ!」きっとこれが精一杯だと思い、後は
「チンチャ モシッソヨ~!」ついでに「サランヘヨ~!」と笑ってしまおう…と。
これだけのハングルならなんとかなるわっ!と思いました。
レウォン君の姿がだんだんと大きくなり、それに比例して私の鼓動もどんどん大きくなっていきました。
ドキン、ドキン、ドキン。
ステージに上がり、あと3人、2人、1人…。
そしてついに私の番がやってきました。
まずレウォン君の正面に進み、プレゼントを手渡しました。
たぶんこの時レウォン君は「ありがとうごじゃいます」か「カムサハムニダ」と言ってくれているのですが、全く思い出せません…。
そして握手…。
レウォン君を見つめる私を、レウォン君が見つめてくれている…。
「チョウム マンナッソ…」ここまで言って、その後の言葉がでてこないんです。
アレッ?アレッ??どうしよう???
それでも何か言わなきゃいけないと思い「チンチャ モシッタ!」「サランヘヨ~」(ハートマークのリアクション付き)
この時の「サランヘヨ~」はsheriffちゃん曰く、「後ろにいた私を見てたよ」と…。
そんなはずはない…。
だって私はsheriffちゃんと目が合った覚えはない。
でもレウォン君を見ていた覚えもない。一体どうしたのだろうか…!?
とにかく恥ずかしさでサッサとステージを降りてしまいました。
途中、1度もレウォン君を振り返ることもなく…。
レウォン君の大きくて温かい手のぬくもりも、優しく響く声も、見つめられた瞳の色も、何一つ覚えていないのです。
一番肝心なその瞬間だけ、スッポリと私の記憶から抜け落ちてしまっているんです。
なんてもったいないことを~~~(T-T)

人間いざとなるとこんなものなんでしょうか?全くのダメダメぷりんでした。
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そうしてどんどんと握手イベントは進んでいきましたが、途中からマネージャーさん?がレウォン君の腰をさすったり、たたいたりしていました。
900人との握手。彼の180cm超の長身に対して私達ファンはせいぜい平均身長160cm前後といったところ。
しかもレウォン君との間にかなりの幅のテーブルを挟んでいたので、腰に相当な負担がかかったはずです。
それでもやり遂げたレウォン君に感謝。カムサハムニダ。本当にありがとう。
←この笑顔が私をダメにするのぉ(泣)
 by sheriff様御提供
無事全員との握手が終わりいよいよお別れの時がやってきました。
夢の世界から現実に引き戻される瞬間です。
たくさんのプレゼントのお礼と、受け取った手紙は一つ一つ必ず読むことなどを約束して「アリガトウゴジャイマス!アイシテル!!」と日本語で最後の挨拶。
盛大な拍手に送られて、レウォン君はステージから消えていきました。
ジ~~~ン。(ありがとう、レウォンくん…と心の中で呟く)
んっ?あれっ?拍手が鳴り止まない?拍手をし続けるのか?こういう場合…。
すると、何と!レウォン君が再び登場したではありませんかっ!!
コンサートでもないのにアンコールがあるのか?
(たぶん、私はこの日一番これに驚いた…)

そして再登場したレウォン君は「サランハンブエ」という歌を歌ってくれました。
1番だけ…。2番は勘弁して欲しいと…。はい、もう十分ですよ~^^
(でもカラオケが用意されていたということは、一応本人もどこかで歌うつもりだったということか?)
またこのような機会を設けたいと言ってくれて、一生懸命頑張ると言ってくれて、
「ホントニアイシテル~!アリガトウゴジャイマス!」と言いながら頭の上で
サランヘヨ♥ポーズをしてくれました。私と同じポーズだわ(T-T)
そして今度こそ本当のさようなら。
もう一度大きな大きな拍手でレウォン君を見送ったのでした。

by purinpurin-2 | 2005-05-01 16:14 | キム・レウォン